2006年06月11日
雨月物語
雨月物語
季節は梅雨。
二人の男女の物語。
二人の男女の物語。
第1章 出会い
男の章
男は普通の会社に勤めるサラリーマン。一人暮らし。朝の通勤ラッシュを避けるために
毎日、自転車で通勤している。
梅雨の時期に入り、雨もひどく続くようになると、バスで通勤することになる。
いつもより早めに家を出る。
バス通勤も3日目になると、なんとなく毎日の顔ぶれがわかってくる
そんな中、たまたま見つけた女性。
いつもこの時間、同じバス停で乗り、同じ場所で降りる。
彼女は男の結構通っている、会社の近くのカフェで働いている。
とても優しい声の接客が男には心地よく、淡い恋心をもっていた。
男は3年前から彼女はいない。気に入ってはいるものの、中々声をかけられない
男にとっては、このバスの通勤時間、カフェでの時間もより幸せなものになっていった。
最近元気がないのも少し気がかりになってきている
そして、
思い切って、手紙を書いて誘ってみることした。
激しい雨の日。
男は偶然にも、混雑するバスの中、彼女の近くに立つことになった。
彼女のメール(携帯)がなる。メールを開く彼女。
男は悪いと思いながらも、覗いてしまう。
メールの内容は彼女と付き合っている男からのもの。
やっぱり、彼氏がいたのか・・落ち込むもののメールのやりとりを見てしまう。
内容は別れのメール。
やり取りの途中で彼女は途中でバスを降りてしまう。
とまどう男。
この日は朝から会議があり、遅れるわけにはいかない。
しかし、気づいたら男は次のバス停で降りていた。
一つ前のバス停まで走っていた。
バス停には彼女が立っていた。
激しい雨はまだ続き、彼女は傘も持たずにずっと立っていた。
まだ話しかけたことすらないのに、一体自分に何ができるのか、
男はついてから困ってしまった。
しばらくして男は彼女に近づいてみた。
男は傘をさした。
彼女は男をちらっと見た。
激しい雨の中、彼女は泣いていた。
男はますます困ってしまった。
なんと声をかけていいか言葉が見つからなかった。
男は無理やり、彼女に傘を持たせ、気づくと家に走っていた。
なにやってんだか・・・・
会社に連絡を入れると、案の定ひどく怒られた。
次の日から男は雨の日でも、自転車で通勤することにした。
女の章
女は独身。カフェで働いている。
雨の時期はとても嫌いだった。
雨にはいい思い出など一つもない。
人ごみが嫌いなので雨の混雑するバスはとても苦痛な時間だった。
オーナーは彼女にとっては、憧れでもあった。
とてもやさしく、明るく、太陽のように感じる人だ。
しかし、オーナーには奥さんがいる・・・・
奥さんは容姿も性格も素敵な人だと思う、悪いことをしているというのもわかってる。
けれど、オーナーの居ない自分の人生は考えることができなかった。
終わりにしたほうがいいと思っているのに、
振り向いてもらえるよう努力する自分がいる。
ある雨の日。
オーナー夫婦に子供ができたという話で職場は盛り上がっていた
オーナーもとても嬉しそうに話している
女はますます雨が嫌になった
オーナーからの個人的な連絡は日を追うごとに少なくなっていった。
これで良かったんだ、女はそう自分に言い聞かせていた
激しい雨の日。
しばらく無かったのにオーナーからメールが入った
一方的な別れの宣告だった
いつか来るとは思っていた。
女はバスを降りた。
わかっていたこととはいえ、自分が惨めに思えてきた
ますます、そんな自分が嫌いになった。
激しい雨に打たれて当然な気がした。
どれくらい時間が経ったかわからなかった。
生きる気力すら雨に消えていくのを感じていた
突然、雨が無くなった。横には男が傘をさして立っている。
男と目が合った。なぜか、男も泣いている
ふと我に返って恥ずかしくなった。
家に帰ろう、そう思った瞬間、その男は傘を無理やり持たせて
走り去ってしまった。
なんだったのか?
走り去った方向を見ていた。
そこには手紙が落ちていた。
女は手紙を拾い、家に帰ることにした。
雨は止みはじめていた・・・・
家に帰った女は、風呂に入り音楽をかけ、ソファに座った。
音の無い部屋がなんだか、つらかった。
しばらくして、手紙のことを思い出した
差出人の名前も住所も書いていない。
ドライヤーで乾かすことにした。
中の手紙を取り出す。一枚一枚やぶれないように丁寧に剥がして、乾かしていった
ところどころ、インクがにじんでしまっているが
どうやらラブレターのようだった。
その内容はとても誠実さに溢れ、一途な思いが伝わってきた
どうやら、男は自分に自信がないらしい。
そんなところは、似ているなっと思った。
男は転勤するらしい、その前に手紙の彼女に思いを綴ったものだった。
とても愛されてる人だ、
自分とは違うなっと思った。、
そして、この手紙を返さなくては、と女は思った。
そうすることで、自分のことを忘れられる気がした
少し気持ちが軽くなった。
けれど、どうやって探せばいいのか・・・
落ち着いた女は、コーヒーを入れた。
コーヒーの香りが広がる。
その瞬間、女の中で映像が浮かんできた。
カフェのお客さんだ・・・・
しかし、女はもうあのカフェにはいけなかった。
外は再び雨音が強くなっていた。
女は声を出して泣いていた。
男の章
男は普通の会社に勤めるサラリーマン。一人暮らし。朝の通勤ラッシュを避けるために
毎日、自転車で通勤している。
梅雨の時期に入り、雨もひどく続くようになると、バスで通勤することになる。
いつもより早めに家を出る。
バス通勤も3日目になると、なんとなく毎日の顔ぶれがわかってくる
そんな中、たまたま見つけた女性。
いつもこの時間、同じバス停で乗り、同じ場所で降りる。
彼女は男の結構通っている、会社の近くのカフェで働いている。
とても優しい声の接客が男には心地よく、淡い恋心をもっていた。
男は3年前から彼女はいない。気に入ってはいるものの、中々声をかけられない
男にとっては、このバスの通勤時間、カフェでの時間もより幸せなものになっていった。
最近元気がないのも少し気がかりになってきている
そして、
思い切って、手紙を書いて誘ってみることした。
激しい雨の日。
男は偶然にも、混雑するバスの中、彼女の近くに立つことになった。
彼女のメール(携帯)がなる。メールを開く彼女。
男は悪いと思いながらも、覗いてしまう。
メールの内容は彼女と付き合っている男からのもの。
やっぱり、彼氏がいたのか・・落ち込むもののメールのやりとりを見てしまう。
内容は別れのメール。
やり取りの途中で彼女は途中でバスを降りてしまう。
とまどう男。
この日は朝から会議があり、遅れるわけにはいかない。
しかし、気づいたら男は次のバス停で降りていた。
一つ前のバス停まで走っていた。
バス停には彼女が立っていた。
激しい雨はまだ続き、彼女は傘も持たずにずっと立っていた。
まだ話しかけたことすらないのに、一体自分に何ができるのか、
男はついてから困ってしまった。
しばらくして男は彼女に近づいてみた。
男は傘をさした。
彼女は男をちらっと見た。
激しい雨の中、彼女は泣いていた。
男はますます困ってしまった。
なんと声をかけていいか言葉が見つからなかった。
男は無理やり、彼女に傘を持たせ、気づくと家に走っていた。
なにやってんだか・・・・
会社に連絡を入れると、案の定ひどく怒られた。
次の日から男は雨の日でも、自転車で通勤することにした。
女の章
女は独身。カフェで働いている。
雨の時期はとても嫌いだった。
雨にはいい思い出など一つもない。
人ごみが嫌いなので雨の混雑するバスはとても苦痛な時間だった。
オーナーは彼女にとっては、憧れでもあった。
とてもやさしく、明るく、太陽のように感じる人だ。
しかし、オーナーには奥さんがいる・・・・
奥さんは容姿も性格も素敵な人だと思う、悪いことをしているというのもわかってる。
けれど、オーナーの居ない自分の人生は考えることができなかった。
終わりにしたほうがいいと思っているのに、
振り向いてもらえるよう努力する自分がいる。
ある雨の日。
オーナー夫婦に子供ができたという話で職場は盛り上がっていた
オーナーもとても嬉しそうに話している
女はますます雨が嫌になった
オーナーからの個人的な連絡は日を追うごとに少なくなっていった。
これで良かったんだ、女はそう自分に言い聞かせていた
激しい雨の日。
しばらく無かったのにオーナーからメールが入った
一方的な別れの宣告だった
いつか来るとは思っていた。
女はバスを降りた。
わかっていたこととはいえ、自分が惨めに思えてきた
ますます、そんな自分が嫌いになった。
激しい雨に打たれて当然な気がした。
どれくらい時間が経ったかわからなかった。
生きる気力すら雨に消えていくのを感じていた
突然、雨が無くなった。横には男が傘をさして立っている。
男と目が合った。なぜか、男も泣いている
ふと我に返って恥ずかしくなった。
家に帰ろう、そう思った瞬間、その男は傘を無理やり持たせて
走り去ってしまった。
なんだったのか?
走り去った方向を見ていた。
そこには手紙が落ちていた。
女は手紙を拾い、家に帰ることにした。
雨は止みはじめていた・・・・
家に帰った女は、風呂に入り音楽をかけ、ソファに座った。
音の無い部屋がなんだか、つらかった。
しばらくして、手紙のことを思い出した
差出人の名前も住所も書いていない。
ドライヤーで乾かすことにした。
中の手紙を取り出す。一枚一枚やぶれないように丁寧に剥がして、乾かしていった
ところどころ、インクがにじんでしまっているが
どうやらラブレターのようだった。
その内容はとても誠実さに溢れ、一途な思いが伝わってきた
どうやら、男は自分に自信がないらしい。
そんなところは、似ているなっと思った。
男は転勤するらしい、その前に手紙の彼女に思いを綴ったものだった。
とても愛されてる人だ、
自分とは違うなっと思った。、
そして、この手紙を返さなくては、と女は思った。
そうすることで、自分のことを忘れられる気がした
少し気持ちが軽くなった。
けれど、どうやって探せばいいのか・・・
落ち着いた女は、コーヒーを入れた。
コーヒーの香りが広がる。
その瞬間、女の中で映像が浮かんできた。
カフェのお客さんだ・・・・
しかし、女はもうあのカフェにはいけなかった。
外は再び雨音が強くなっていた。
女は声を出して泣いていた。
Posted by ひおとこ at 01:08
この記事へのコメント
ライブでの朗読お疲れ様でした~
初の試みってことでしたけど~とってもよかったです!
ライブハウスで聞いた時もウルッと来て・・・この後どうなるんだろう
なぁんて思ってたんですけど~また今読み返しみると・・・
やっぱこの続きが読みたくなっちゃいました^^;
こういう文章がさらっと書けるなんて・・・さすがだわぁ。
時間のある時、またこういう企画やってくれたらうれしいなぁ^^
初の試みってことでしたけど~とってもよかったです!
ライブハウスで聞いた時もウルッと来て・・・この後どうなるんだろう
なぁんて思ってたんですけど~また今読み返しみると・・・
やっぱこの続きが読みたくなっちゃいました^^;
こういう文章がさらっと書けるなんて・・・さすがだわぁ。
時間のある時、またこういう企画やってくれたらうれしいなぁ^^
Posted by ゆうな at 2006年06月11日 01:56
☆ゆうな☆
ご来場ありがとうございますw
僕にしては珍しく短期間で作ったと思います。
なんていうか、進むときは進みますね
やれるときにやっとけ
ですな( ̄▽ ̄)b
ご来場ありがとうございますw
僕にしては珍しく短期間で作ったと思います。
なんていうか、進むときは進みますね
やれるときにやっとけ
ですな( ̄▽ ̄)b
Posted by とも at 2006年06月11日 09:05
自分で作って自分で読むって面白いですね↑↑
朗読劇だからセリフばっただと思っていたました!
自分がやってる朗読も
こんな感じですょ↑↑
女の人のやつ読んでみたい♪
部活で読んでみようかな〜(-д☆)
頑張って下さい♪
次のライブ行きたいな↑↑
朗読劇だからセリフばっただと思っていたました!
自分がやってる朗読も
こんな感じですょ↑↑
女の人のやつ読んでみたい♪
部活で読んでみようかな〜(-д☆)
頑張って下さい♪
次のライブ行きたいな↑↑
Posted by マリンバ at 2006年06月13日 19:15
☆マリンバ☆
読んでみたい
いやぁ嬉しい限りです
ぜひ読んでみてちょw
読んでみたい
いやぁ嬉しい限りです
ぜひ読んでみてちょw
Posted by とも at 2006年06月14日 00:20